5.4. エラーコンソール

エラーコンソールは事故発生のつど現れるGIMP メッセージウィンドウに比べて機能性に優れています。 GIMP の稼働中に起きたすべてのエラーは自動的にここに表示されます。 ここに書き出されたメッセージは全体もしくは選択した一部をテキストファイルに保存できます。

5.4.1. ダイアログの呼び出し方

エラーコンソールダイアログはドッキング可能です。 その扱い方については 「ダイアログとその合体」 の節をご覧ください。

呼び出し方はつぎのとおりです。

  • 画像ウィンドウのメニューより ウィンドウドッキング可能なダイアログエラーコンソール

  • 任意のドッキング可能なダイアログのボタンアイコン をクリックすると出てくるタブメニューより タブの追加エラーコンソール

5.4.2. エラーコンソールダイアログ

図15.75 エラーコンソールダイアログのウィンドウ

「エラーコンソール」ダイアログのウィンドウ

エラー履歴を消去

このボタンをクリックするとダイアログに書き出されたすべてのエラーメッセージが消去されます。

[警告] 警告

この操作は取り消しが効きません。

エラーログの保存; Shift 選択範囲を保存

このアイコンボタンをクリックするとエラーメッセージの全履歴の保存操作に入れます。 書き出された履歴はマウスでクリックしたまま一部だけなぞるか、 Shift キーを押しながら キーでなぞって強調表示させてから、 Shift キーを押したままこのボタンをクリックすれば部分的に保存できます。

保存するファイルの名前と保管場所は、 エラーログの保存ダイアログで指定してください。

図15.76 エラーログの保存ダイアログのウィンドウ

「エラーログの保存」ダイアログのウィンドウ

[ヒント] ヒント

これらのボタンでできる操作は脈絡メニューにもあります。 脈絡メニューはエラーコンソールダイアログのタブメニューボタン をクリックするかダイアログのウィンドウを 第2ボタン でクリックすると出てくるメニューの最初の項目を進むと呼び出せます。