図17.216 「ベベルの追加」フィルターの使用例
元画像。 色のついた矩形を選択。
「ベベルの追加」フィルター適用後
ベベルの追加... フィルターは バンプマップ (下図) を用いて画像にわずかな面取り風の陰影をつけるスクリプトです。 選択範囲があればその境界線沿いに、 なければレイヤーの境界線沿いに外へ向かって下る傾斜が描かれます。
図17.217 「ベベルの追加」の例その 2、 バンプマップ利用
元画像
バンプマップ
フィルター適用後
画像ウィンドウのメニューより フィルター → 装飾 → ベベルの追加...
図17.218 「ベベルの追加」のオプション
上から見た傾斜地の幅をピクセル単位で指定します。 最大幅は 30 ピクセルです。
このオプションを有効にするとスクリプトは画像の複製をとって新たなウィンドウで開き、 その複製にフィルターを適用します。 元画像は変更を受けません。
このオプションを有効にするとこの処理に使われたバンプマップが新たなレイヤーとなって画像に残されます。 下図でレイヤーダイアログが示しているように、 そのレイヤーは不可視状態で元レイヤーの下側に置かれます。