% ./configureこのとき,いくつかのオプションを指定することが出来ます.オプションは -h オプションで見ることができます. LiLFeSシステムは,デフォルトでは/usr/local 以下にインストールされるので, そこにファイルを書き込む権限を持っているときは, そのまま上のコマンドを実行して下さい. ルート権限が無いときは, 自分のホームディレクトリにインストールすることもできます. 例えば,$HOME/lilfes にインストールするときは,
--prefix=$HOME/lilfesというオプションを指定して下さい.
% makeコンパイルが無事完了するとlilfes という実行ファイルが作成されます.
% make doc (英語)
% make jdoc (日本語)
% make install
% lilfes LiLFeS 1.2.0 by Takaki Makino and Tsujii lab., Tokyo Univ. >">"はlilfesのコマンドプロンプトです.ここでlilfesのプログラムを入力す ることが出来ます. lilfesコマンドには以下のオプションを指定することが出来ます.これらのオ プションは-hオプションで見ることが出来ます.
オプション | 説明 |
---|---|
-I | モジュールのサーチパスを追加する |
--include-path | |
--include_verbose | 読み込んだファイル名を表示する |
-l | モジュールを読み込む |
--load | |
-n | 初期化ファイルを読み込まない |
--no_initialize | |
-u | ユーザ定義の初期化ファイル (デフォルトでは~/.lilfesrc)を読み込まない |
--no_user_initialize | |
--warn-module-override | 異なるパスで同じモジュールを読み込もうとしたときにワーニングを出す |
-w | 全てのワーニングメッセージを表示する |
--warning | |
-a | モジュールに渡すコマンドライン引数を指定する |
--argv | |
-e | コマンドラインからLiLFeSプログラムを実行する |
--eval | |
-h | lilfesのオプションとその説明を見る |
--help |
環境変数 | 説明 |
---|---|
LILFES_PATH | モジュールを探索するパスのリスト.":"で区切る. |
LILFESRC | lilfes起動時に読み込まれる初期化ファイル (デフォルトでは "~/.lilfesrc") |